里山で美しく生きる。

キャベツのキャベジン

江戸時代に日本に来たキャベツは観賞用でしたが、明治時代に入ると西洋料理(ロールキャベツやスープ)に加熱用として食されます。そして昭和30年頃になると、それまで生で野菜を食べることが少なかったのですが、トンカツに添えられた千切りキャベツがきっかけで野菜を生で食することが広まります。

キャベツの食物繊維はトンカツの脂肪の吸収をブロックし、ビタミンU(別名キャベジン)が胃腸を健康に保つ働きがあります。トンカツに添えられたキャベツは残さず食べましょう。ビタミンCも豊富ですが、水溶性なので水に溶けやすく長時間水にさらさない方がいいですし、加熱も短時間にし、煮込むときはスープごと食することをお勧めします。キャベツの豊富な栄養は逃さずしっかりとりたいですね。

今年の北海道は悪天候が続き、特に露地の葉物野菜は貴重品と言っていいかも知れません。おいしく調理してたくさん栄養を摂取したいところです。

この記事を書いたのは…
尾藤優子

十勝の旬の野菜の情報を専門家の視点から発信するシニア野菜ソムリエ。十勝の農業をPRするというミッションの下、自然の厳しさや優しさを、野菜を通じてお届けします。

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