里山で美しく生きる。

カラダに染み付いた使命

農業の視点から雇用や観光との繋がりを考える 株式会社ファーム・ミリオン

 

私が農家の長男に生まれた当時、我が家の台所は土間にあり、水道がなかったため井戸水を汲み、風呂・ストーブ用の薪割りをしていた記憶があります。馬小屋には農業に欠かせない馬が1頭いました。牛も2頭、鶏も6羽飼っていたので、毎朝牛乳を搾り、新鮮な卵を食べていました。祖母と一緒に大豆を炊いて、麹と混ぜ合わせて味噌を作ったり、沢庵や粕漬けやぬか漬けを作った記憶もあります。夏場はほとんどが自家菜園で作った野菜を食べていました。このように、農と労がある暮らしがカラダに染み付いています。

農業者とは食料として動植物を飼い育て、安心安全栄養価の高いものを消費者にお届けするのが使命だと考えています。手間をかけ付加価値を高めた“おいしい”と言われる野菜を作るために、農園を法人化し雇用を確保し次世代へ、と考えました。法人化して今年で8期目を迎えますが、さらなる発展と充実した農業生産を目指します。

この記事を書いたのは…
菊地英樹

株式会社 ファーム・ミリオン代表取締役。産直ならではの価格と鮮度にこだわり、食卓を笑顔にする野菜を生産するファーム・ミリオンを経営。みんなに内緒にしているが実は寿司を握ることができる。

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