里山で美しく生きる。

個性の表現

2018.2.14

ワインの用語にはテロワールという言葉があるが、生産者の意識としてすでに備わっていて普段の野菜作りも同じだと私は思う。
同じ町内でもその農場によって味や歯触りや香りなど野菜の性格に面白いほど違いがでる。
芽室町にはファーマーズマーケットの愛菜屋があるが、町内の各農場から集まった野菜には生産者の名前の記載されたバーコードシールが貼られている。
お客さんたちは「馬鈴薯は○○農場が美味しい。トマトは○○農場が美味しい。」などと言い購入する。
土壌、日当たり、風当りなどの環境の差や、施肥、防除などの技術的な違いが作物の個性に繋がる。それぞれの生産者が試行錯誤を繰り返し栽培方法を確立している。今では機械化が進み作業内容は変わってきているが、作物に寄り添いより良いものを作りたいという生産者の想いは昔から変わっていない。
代替わりをしながら長きにわたり作物を栽培し続けてきた生産者たちは土地も育てきた。美味しいワインを作るにはまだ難しい環境だと言われているが、土地を理解し可能性を信じている生産者は芽室町のテロワールをしっかり表現したワインを作れるはず。農業経験がまだ浅くワインの事も日々勉強中な私だが生産者の一員として夢に参加していきたい。

この記事を書いたのは…
五十嵐 莉那