里山で美しく生きる。

季節の変わり目に、実る豊作

2016.10.26

photo by Kiho.E

 10月に入り、朝夕はグッと冷え込むようになった十勝地方。上旬には例年より3週間も早く氷点下の気温を記録し、芽室町を取り囲む日高山脈は雪化粧で朝を迎えました。平地にも霜が降りるなど、昼夜の寒暖差が20℃になる日もあります。

この時期はビートの収穫最盛期。てん菜とも呼ばれる砂糖の原料となるビートは、町内で約20万トンも生産されています。収穫されたてん菜は芽室町にある大きな製糖工場へ搬入・堆積され、夏にかけて順番に砂糖にされていきます。このように芽室町は「製糖」の町でもあります。「すずらん印」の砂糖を見かけたら、もしかすると芽室町産かもしれませんね。

畑も少しずつ冬の準備を始め、作物が旺盛に育っていた頃とはまた違う景観へと変化しています。町内の農村地域に大規模な牧場と牧場直営のオシャレなカフェを経営する大野ファームさん(http://www.oonofarm.jp/)では、最高の景観づくりを実践されています。カフェの周りの広大な畑に観賞用のひまわりを植え、一面黄色の絨毯のような景観が広がり、カフェを訪れた人たちの目を楽しませてくれています。里山には季節の移り変わりを五感で感じる楽しさもあるのです

この記事を書いたのは…
惠田喜歩

株式会社十勝里山研究所取締役、MEMUROワインヴァレー研究会所属。十勝芽室町に移り住み11年。大好きな芽室町をたくさんの人に知ってもらいたい、地域の里山に新たな風を吹かすことができたら…と、MEMUROワインヴァレー構想に参画。

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