里山で美しく生きる。

農家のお母さんの今と昔

母の漬けるお漬物は北国の知恵、昔ながらの冬の保存食だった。

 

昔、北海道の冬の食べ物の柱は「漬物」でした。作物が収穫できない冬の間、室(むろ)に野菜を入れたり、樽でいくつも各家庭ごとに自慢の漬物が作られました。今でもおばあちゃんは毎年沢山作り、出かける先々にお茶菓子代わりにもって行きます。おばあちゃんの漬物はどれも少し甘めで食べやすく近所でも大人気。

そして、近頃のお母さんたちは冬の間に何をしているかというと・・・それぞれの家で穫れた野菜を持ち寄り、町の加工所でわいわいとおしゃべりを楽しみながら、みんなで「五目の具」や「餃子」などを沢山作り、冷凍保存します。これらの”混ぜるだけ“”焼くだけ“の冷凍食品は農繁期に大活躍するのです。中でも一番便利なのが「豚丼のたれ」。醤油を煮詰めて、ザラメを溶かすだけのシンプルなレシピ。このたれは炒め物や煮物など色々な料理に使える優れものなのです。市販品はどこのスーパーにもあるので、十勝へ来た時には要チェックです!

この記事を書いたのは…
尾藤優子

十勝の旬の野菜の情報を専門家の視点から発信するシニア野菜ソムリエ。十勝の農業をPRするというミッションの下、自然の厳しさや優しさを、野菜を通じてお届けします。

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