里山で美しく生きる。

里山の景色を生み出すもの。

2016.8.26

photo by 粟野秀明 http://blog.livedoor.jp/awanofarm/

8月の芽室町の農家は、主要産物である小麦の収穫、スイートコーンの収穫、ごぼうの種まきと大忙しです。例年にない今年の十勝の長雨、悪天候は品質、収量、収穫にも大きな影響をもたらしました。小麦はしっかりと乾燥してから貯蔵しなければならないので、晴れた日に乾いた小麦を収穫します。冷害湿害の今年の十勝では、雨間を見て急ピッチで収穫が進められました。この時期は一日中コンバインがフル稼働。そして刈り取り終了の畑には牛や馬などの寝藁に利用される麦稈(ばっかん)ロールが並び、里山ならではの景色が広がります。

この時期は美味しい食べ物を探しに野ウサギやキタキツネも畑に姿を現します。鹿の足跡もよく見られますが、時にはヒグマの足跡を発見することもあります。実は農業者の方々は、これらの動物による食害にも悩まされているのです。様々な困難も「自然相手だから仕方がないよ」と語るみなさんの笑顔からは、自然の恩恵を受けながら共存共栄し、愛情と努力を注ぐ精神を強く感じます。

この記事を書いたのは…
惠田喜歩

株式会社十勝里山研究所取締役、MEMUROワインヴァレー研究会所属。十勝芽室町に移り住み11年。大好きな芽室町をたくさんの人に知ってもらいたい、地域の里山に新たな風を吹かすことができたら…と、MEMUROワインヴァレー構想に参画。

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