里山で美しく生きる。

バレンタインデーの幻想的な一夜

photo by Kiho.E

バレンタインデーの夜に約5000個のアイスキャンドルの灯をともす、一夜限りの幻想的なイベント「氷灯夜~ひょうとうや」が芽室町で毎年開催されます。町内外から約1万人が来場する冬のイベントです。毎年、町民で作られた実行委員会が中心となって企画・開催をしていますが、今年は「台風10号からの復興」をサブテーマに準備を進めてきたそうです。この日のために、1ヶ月以上前からアイスキャンドル作りが始まります。約1000個のバケツに水を張り、深夜にバケツを返す。日中の平均気温がマイナス10度以下のこの地域ならではのアイスキャンドル作りです。駅前の商店街にもアイスキャドルが並べられ、幻想的な灯りが煌めき、町中がロマンティックな気分に包まれる一夜です。

1988年に350個のアイスキャンドルから始まった氷灯夜の前身となるイベント。十勝の冬の風物詩として定着した氷灯夜の本格的な開催は今年で27回目となりました。先人たちの情熱・意志を受け継いできたこのイベントの継続する力、定着させる取り組みに、ここに関わる人々の想いを強く感じます。芽室町で始まった新たなチャレンジ「ワイン用ブドウの栽培・芽室産のワイン造り」も、このように次世代へ継承されていくことを願い、私たちの取組みが進んでいます。

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アイスキャンドルには、多くの人から寄せられた復興への応援メッセージが添えられています。

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雪玉で作られたシェードが彩られています。

芽室町の冬のイベント“氷灯夜”

地上絵コンテストの最優秀作品がアイスキャンドルに灯されました。

この記事を書いたのは…
惠田喜歩

株式会社十勝里山研究所取締役、MEMUROワインヴァレー研究会所属。十勝芽室町に移り住み11年。大好きな芽室町をたくさんの人に知ってもらいたい、地域の里山に新たな風を吹かすことができたら…と、MEMUROワインヴァレー構想に参画。

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