里山で美しく生きる。

厳しい自然環境で挑戦する価値。

十勝での欧州系ブドウの栽培を夢では終わらせない。

 

ブドウの種類の中でヨーロッパ系のヴィティス・ヴィニフェラ種がワインを造る専用種だ。代表的な品種には、赤のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワールなど。白ではシャルドネやリースリングなど。いずれも世界的に有名な品種で栽培がうまく行けば美味しいワインになる。

北海道ではこの欧州系ブドウよりもアメリカ系のヴィティス・ラブラスカ種が日本海側の余市町などで定着。古くから生食用として親しまれ、ワインとしてもキャンベルのロゼや白のナイヤガラとして出回ってきた。

我々は栽培目標をヨーロッパ品種と高いところに置いている。難しい自然環境だが挑戦する価値があると考えているからだ。栽培1年目の秋は例年より早く過ぎた。夏の終わりから急に冬になった感がある。来年に備えブドウ樹枝がしっかり登熟している必要があるが心配ばかりもしていられない。人間力を鍛える?ため、夢を肴に晩酌のワインが欠かせない。

この記事を書いたのは…
内藤彰彦

ワイン醸造研究家。MEMUROワインヴァレー構想に欠かせないワイン造りのプロとして、専門家の視点からプロジェクトを支援。『まさか還暦を迎えてからこんな大きな挑戦をするとはね…やるからには…命をかけよう』

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