里山で美しく生きる。

悪天候にも負けない土壌の地力

徹底した土壌管理が悪天候にも打ち勝つブドウをつくる。

 

5月に植えたブドウの苗がすくすく育っている。しかし、今年6月の天候はちょっと異常だった。低温と長雨が3週間も続いたのだ。特に我々のフランスボルドー地方への研修期間中に「毎日が雨」という十勝の気象情報が入ってきて気をもんでいた。だが、そんな悪条件でもたくましく育っていたブドウの苗を見て一安心。植え付け時の土壌管理が良かったのだ。地力がしっかりしていなければこんなに順調に生育してこなかったかもしれない。

北海道はワイナリーの建設ラッシュで注目されている。ここ3年ほどの間にいくつもの醸造場ができ、たくさんのブドウが植えられてきている。本州の老舗ワイナリーが本格的なブドウ栽培を始めたり、異業種からの大規模な参入があったり、また自分だけの小さなワイナリーを持ちたいとする個人だったり、大きさや形は違えどもワインを造りたいとする夢は一緒だ。負けてはいられない越冬技術開発と地域貢献という大きな志が我々にはある。

この記事を書いたのは…
内藤彰彦

ワイン醸造研究家。MEMUROワインヴァレー構想に欠かせないワイン造りのプロとして、専門家の視点からプロジェクトを支援。『まさか還暦を迎えてからこんな大きな挑戦をするとはね…やるからには…命をかけよう』

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