里山で美しく生きる。

辛抱強く生きる、北国の道産子魂

Photo by 小林 哲 https://satorukobayashi.photo.blog/

冬本番を迎えた十勝芽室町は、1月、ついにマイナス29度を記録しました。この時期は日中の気温もなかなかプラスにはなりません。ですが、十勝の気候の特徴は「とかち晴れ」と言われるほど日照量が多く晴天率が高いこと。そして風が少ないことです。スカッと晴れた日の日向は、キリリと張り詰めた空気と太陽の日差しが何とも言えず心地が良いものです。

芽室町の上美生地区の山の麓には、「どさんこ」と呼ばれる北海道和種馬を百頭ほど自然放牧で繁殖している「剣山どさんこ牧(つるぎざんどさんこまき)」という牧場があります。北海道開拓期に農耕馬や荷役馬として広く活躍したどさんこは年々減少し、近年は千頭ほどになってしまいました。そのどさんこの保護の取り組みの一環として、乗馬用として飼育しているそうです。

マイナス29度の大地で力強く、辛抱強く生きるどさんこ。北の大地で暮らす人々はこの道産子魂を受け継いできたのかもしれません。そして、その道産子魂で芽室町のワイナリーヴィレッジを実現へと導いていくのでしょう。

この記事を書いたのは…
惠田喜歩

株式会社十勝里山研究所取締役、MEMUROワインヴァレー研究会所属。十勝芽室町に移り住み11年。大好きな芽室町をたくさんの人に知ってもらいたい、地域の里山に新たな風を吹かすことができたら…と、MEMUROワインヴァレー構想に参画。

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